| 商品名 | 三菱 アウトランダーPHEVの先進技術!電動4WDの魅力 |
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| カテゴリ | 自動車 |

出典:三菱自動車工業株式会社
はじめに:プラグインハイブリッドSUVのパイオニア
三菱 アウトランダーPHEVは、2013年に世界で初めて市販されたプラグインハイブリッドSUVとして、エコカー市場に革命をもたらしました。2021年にフルモデルチェンジを果たした現行モデル(3代目)は、さらに進化した電動4WD技術と充電可能なハイブリッドシステムにより、電気自動車の静粛性と力強さ、そしてガソリン車の利便性を高いレベルで両立しています。この記事では、アウトランダーPHEVの先進技術と魅力を徹底的に解説していきます。
PHEVシステムとは:充電できるハイブリッドの仕組み
アウトランダーPHEVの最大の特徴は、「PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)」システムです。これは、外部電源から充電可能な大容量バッテリーを搭載し、電気自動車(EV)として走行できる距離を大幅に伸ばしたハイブリッド車です。通常のハイブリッド車とは異なり、家庭用コンセントや充電スタンドで充電でき、日常の短距離移動はほぼ電気だけで走行できます。

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アウトランダーPHEVは、2.4L直列4気筒エンジンと、前後に配置された2つの高出力モーターを組み合わせています。フロントモーター最高出力85kW、リアモーター最高出力100kWという強力なモーターにより、システム最高出力は200kW(272PS)を発生します。この圧倒的なパワーは、大型SUVとは思えない力強い加速を実現しています。
バッテリー容量は20.0kWh(総電力量)で、満充電からのEV走行距離は、WLTCモードで83km(グレードによる)です。日常の通勤や買い物であれば、ほとんどガソリンを使わずに走行できます。週末の長距離ドライブでは、バッテリーが減少してもエンジンが発電・駆動することで、航続距離の心配をすることなく走行できます。
充電時間は、家庭用AC200V電源で約4.5時間、AC100V電源で約18時間です。急速充電器(CHAdeMO)を使用すれば、約38分で80%まで充電できます。自宅に充電設備を設置すれば、夜間に充電して、毎朝満充電の状態で出発できます。
PHEVのメリットは、電気自動車の静かでスムーズな走りを日常的に楽しめながら、長距離移動の際はガソリンエンジンがあるため、充電スポットを気にする必要がないことです。「電気自動車の良いところ取り」と言える、非常に実用的なシステムです。
ツインモーター4WD:電動ならではの高度な制御
アウトランダーPHEVの4WDシステムは、前後に独立したモーターを配置した「ツインモーター4WD」です。この構造により、従来の機械式4WDでは不可能だった、高精度で素早いトルク配分が可能になりました。電動モーターの瞬時のレスポンスにより、0.01秒単位で前後のトルクを最適に制御します。

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通常走行時は、前後のモーター出力を最適にバランスさせ、安定した走行を実現します。コーナリング時は、旋回性能を高めるために、前後左右のトルクを細かく制御します。滑りやすい路面では、スリップを検知して瞬時にトルク配分を変更し、確実なトラクションを確保します。
この高度な制御は、「S-AWC(Super All Wheel Control)」と呼ばれる統合車両運動制御システムによって実現されています。S-AWCは、4WD、ABS、ASC(車両安定性制御システム)、AYC(旋回制御システム)を統合的に制御し、あらゆる路面状況で最適な走行性能を発揮します。
雪道や悪路でも、このツインモーター4WDの性能は光ります。深い雪道では、前後のモーターが協調して駆動力を発生し、スタックすることなく走破できます。ぬかるみや砂地でも、スリップを最小限に抑え、確実に前進します。三菱自動車が培ってきたラリーやオフロード競技の技術が活かされています。
また、「SNOW」「GRAVEL」の2つの走行モードも用意されており、路面状況に応じて最適な制御を選択できます。SNOWモードは雪道や凍結路、GRAVELモードは砂利道やぬかるみに対応し、ドライバーをサポートします。
EV走行の快適性:静かで力強い電気の走り
アウトランダーPHEVの最大の魅力の一つは、EV走行の快適性です。バッテリーが十分に充電されている状態では、モーターだけで走行するため、エンジン音がなく、非常に静かです。信号待ちからの発進も、モーターの瞬時のトルクでスムーズに加速し、ストレスを感じさせません。

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EV走行時の静粛性は、電気自動車そのものです。エンジンの振動もなく、モーターの滑らかな回転だけが感じられます。高速道路でも、風切り音やロードノイズが抑えられており、非常に快適な車内環境が保たれています。家族との会話や音楽鑑賞が、より一層楽しめます。
加速性能も素晴らしく、モーターの最大トルクが瞬時に発生するため、アクセルを踏んだ瞬間から力強く加速します。大型SUVとは思えない軽快さで、追い越しや合流もスムーズに行えます。システム最高出力272PSは、スポーツカー並みのパフォーマンスです。
EV走行距離83kmは、日常使いでは十分な距離です。通勤距離が片道20km程度であれば、往復しても余裕があります。買い物や子どもの送り迎えなど、日常の用途であれば、ほとんどガソリンを使わずに済みます。電気代はガソリン代よりも大幅に安いため、ランニングコストを大きく削減できます。
バッテリーが減少しても、エンジンが自動的に始動して発電・駆動するため、航続距離の心配はありません。長距離ドライブでも、ガソリンスタンドさえあれば、どこまでも走り続けられます。充電スポットを探す必要がないのは、EVにはない大きなメリットです。
V2H機能:家庭への給電で災害時も安心
アウトランダーPHEVには、「V2H(Vehicle to Home)」機能が搭載されています。これは、車両のバッテリーに蓄えた電力を、家庭に給電できる機能です。専用の給電装置を設置すれば、災害時の停電でも、家庭の電気を使い続けることができます。
20.0kWhの大容量バッテリーは、一般家庭の約1日分の電力を供給できます。冷蔵庫やエアコン、照明、テレビなど、日常生活に必要な家電を使用できます。さらに、エンジンで発電することもできるため、ガソリンがあれば最大で約10日間の電力供給が可能です(1日あたり12kWhの電力消費を想定)。

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近年、台風や地震などの自然災害が増えており、停電のリスクが高まっています。アウトランダーPHEVがあれば、停電時でも電気が使えるという安心感は、家族を守る上で非常に重要です。特に、小さなお子さんや高齢者がいる家庭、医療機器を使用している家庭では、この機能が命綱になることもあります。
また、V2Hシステムは、電気料金の節約にも活用できます。深夜電力(電気代が安い時間帯)に車両を充電し、昼間の電気代が高い時間帯に家庭へ給電することで、電気代を削減できます。太陽光発電システムと組み合わせれば、さらに効果的です。
通常時でも、アウトドアや災害時の電源として活用できます。AC100Vコンセント(1500W)が標準装備されており、キャンプやBBQで電気製品を使用できます。工事現場や屋外イベントでの電源としても重宝します。
広々とした室内空間:7人乗りも選択可能
アウトランダーPHEVの室内空間は、ミドルサイズSUVとして十分な広さを確保しています。全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745mmというボディサイズは、堂々としており、室内も広々としています。5人乗りモデルと7人乗りモデルが用意され、家族構成に応じて選択できます。
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フロントシートは、適度なホールド感と快適性を両立した設計です。電動調整機能やシートヒーター(グレードによる)も装備され、最適なポジションで快適に運転できます。視点も高く、見晴らしの良い運転姿勢が取れます。
セカンドシート(2列目)は、足元空間が非常に広く、身長180cm以上の大人でも余裕を持って座ることができます。リクライニング機能も装備され、より快適な姿勢で過ごせます。センターアームレストやUSB充電ポートも備えており、長距離移動でも快適です。
7人乗りモデルのサードシート(3列目)は、大人2人が座れる広さがあります。ただし、長時間の乗車は少々窮屈に感じるかもしれません。お子さんであれば、十分に快適に過ごせます。祖父母を含めた3世代でのお出かけや、友人家族との旅行など、7人乗りの利便性は高いです。
室内の質感も良く、ダッシュボードやドアトリムには、ソフトパッドが使用されています。本革シート(グレードによる)も用意され、上質な空間を演出しています。静粛性も高く、EV走行時はもちろん、エンジン走行時でも車内は静かです。
収納スペースも充実しており、センターコンソールやドアポケット、グローブボックスなど、日常使いで便利な収納が各所に配置されています。スマートフォンの収納スペースやUSB充電ポートも複数あり、家族全員がデバイスを充電できます。
荷室の実用性:5人乗りは大容量、7人乗りも柔軟
アウトランダーPHEVの荷室容量は、5人乗りモデルで495L、7人乗りモデルで3列目使用時で240Lとなっています。5人乗りモデルは、コンパクトSUV以上の荷室容量を確保しており、週末のレジャーや大量の買い物にも対応できます。

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荷室の開口部は広く、大きな荷物の出し入れもスムーズです。床面の高さも適度で、重い荷物の積み下ろしも楽に行えます。ゴルフバッグなら3個、スーツケースなら複数個を余裕を持って積載できます。ベビーカーも折りたたまずに積載可能です。
セカンドシートは6:4分割可倒式(5人乗り)または4:2:4分割可倒式(7人乗り)で、用途に応じて柔軟にアレンジできます。長尺物を積む際には、片側だけを倒すことで、後部座席に人を乗せながら荷物も積むことができます。両側を倒せば、さらに大容量の荷室空間が出現します。
7人乗りモデルは、3列目を格納することで、5人乗りモデルに近い荷室容量を確保できます。3列目は床下に格納される仕組みで、フラットな荷室フロアが出現します。日常は5人乗りとして使い、必要な時だけ7人乗りにするという柔軟な使い方ができます。
荷室の床下には、デッキアンダーボックスが用意されています。充電ケーブルや工具、小物などを収納でき、荷室をすっきりと保てます。パワーバックドア(グレードによる)も装備され、ボタン一つでバックドアを開閉できます。
先進安全技術:e-Assistで家族を守る
アウトランダーPHEVには、三菱自動車の先進安全技術パッケージ「e-Assist」が全車標準装備されています。レーダーとカメラを組み合わせたシステムで、様々な運転支援機能を提供します。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)は、前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険がある場合には警報とブレーキ制御で衝突回避または被害軽減をサポートします。歩行者検知機能も装備され、市街地での安全性を高めています。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、先行車との車間距離を自動的に保ちながら追従走行します。全車速追従機能付きで、渋滞時の停止・発進にも対応します。高速道路での長距離ドライブが格段に楽になります。
車線逸脱警報システム(LDW)と車線逸脱防止支援機能(LDP)は、車線を検知し、逸脱しそうになると警報やステアリング制御で支援します。長距離ドライブでの疲労による車線逸脱を防ぎます。
オートマチックハイビーム(AHB)は、対向車や先行車を検知して、ハイビームとロービームを自動的に切り替えます。夜間の視認性を向上させながら、他車への眩惑を防ぎます。
後側方車両検知警報システム(BSW)は、後側方から接近する車両を検知し、ドアミラーの表示で知らせます。後退時車両検知警報システム(RCTA)は、駐車場からバックで出る際に、左右から接近する車両を検知して警告します。
マルチアラウンドモニター(グレードによる)は、車両を上から見下ろしたような映像を表示し、駐車時の安全確認をサポートします。狭い駐車場でも安心です。
走行性能:SUVを超えた俊敏な動き
アウトランダーPHEVの走行性能は、大型SUVの常識を覆す俊敏さです。システム最高出力272PSという強力なパワーは、0-100km/h加速を約7秒台でこなし、スポーツカー並みのパフォーマンスを発揮します。
ツインモーター4WDによる高度なトルク制御は、コーナリング性能を大幅に向上させています。カーブでも、前後のモーター出力を最適に制御し、安定した姿勢を保ちます。SUVとは思えない軽快なハンドリングが楽しめます。
低重心設計も、走行性能に貢献しています。バッテリーを床下に配置することで、重心が低くなり、ロールが少なく、安定した走りが実現されています。高速道路でも、直進安定性が高く、ふらつきが少ないです。
オンロードでの走行性能だけでなく、オフロード性能も優れています。最低地上高190mmの確保により、多少の段差や悪路でも安心して走行できます。ツインモーター4WDとS-AWCの組み合わせにより、滑りやすい路面でも確実なトラクションを確保します。
燃費性能とランニングコスト:電気とガソリンのハイブリッド
アウトランダーPHEVの燃費性能は、WLTCモードで16.2〜16.6km/L(ハイブリッド燃費)です。一見すると通常のハイブリッド車より劣るように見えますが、PHEVの真価は電気での走行にあります。
日常の短距離走行を電気だけで行う場合、ガソリンはほとんど消費しません。電気代は深夜電力を利用すれば、1kWhあたり約20円程度です。満充電で約400円、それで83km走行できるため、1kmあたり約4.8円という驚異的なランニングコストです。
通勤距離が往復40km程度であれば、週に1〜2回の充電で済み、月の燃料費(電気代)は約3,000〜4,000円程度になります。ガソリン車であれば月15,000円以上かかるところを、大幅に削減できます。
長距離ドライブでは、ハイブリッド燃費16km/L程度で走行します。これは大型SUVとしては十分に優秀な数値です。結果として、PHEVは「日常は電気、長距離はハイブリッド」という理想的な使い分けができます。
自動車税は、エコカー減税の対象で、購入時の優遇措置があります。CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)の対象でもあり、国から最大85万円の補助金が受けられます(2024年度、条件による)。自治体によっては、さらに上乗せの補助金がある場合もあります。
グレード構成と価格:充実の装備で選びやすい
アウトランダーPHEVは、5人乗りと7人乗り、そして複数のグレードが用意されています。エントリーグレードのM、中間グレードのG、上級グレードのPという構成です。
価格帯は、Mグレード(5人乗り)が約462万円から、最上級グレードのP(7人乗り)が約562万円となっています。PHEVとしては妥当な価格設定で、CEV補助金を利用すれば、実質的な負担額はさらに下がります。
Mグレードは、e-Assistやツインモーター4WDなど、基本性能は十分に備えており、コストを抑えたい方に適しています。Gグレードは、本革シートやマルチアラウンドモニターなど、快適装備が充実したグレードです。
Pグレードは、BOSEプレミアムサウンドシステムや電動パノラマサンルーフなど、プレミアムな装備が満載です。所有する満足感を重視する方におすすめです。
7人乗りは、約15万円の価格アップとなります。家族構成や使用用途に応じて選択しましょう。日常は5人で十分でも、時々7人乗りが必要になる方にとって、この選択肢は魅力的です。
まとめ:次世代のSUVを体験できる一台
三菱 アウトランダーPHEVは、プラグインハイブリッド技術とツインモーター4WDにより、次世代のSUV体験を提供してくれる一台です。電気自動車の静粛性と力強さ、ガソリン車の利便性、そしてV2Hによる災害時の安心感を兼ね備えています。
日常使いでは電気だけで走り、ランニングコストを大幅に削減できます。長距離ドライブでは、航続距離を気にすることなく、どこまでも走り続けられます。家族を守る充実の安全装備と、広々とした室内空間も魅力です。
初期費用はやや高めですが、補助金やランニングコストの削減を考えれば、十分に元が取れます。環境に優しく、先進的な技術を体験したい方、災害時の備えを重視する方にとって、アウトランダーPHEVは最高の選択肢となるでしょう。試乗して、その電動4WDの力強さと静粛性を、ぜひ実際に体感してみてください。
画像出典:三菱自動車工業株式会社